おいしい野菜を目指して教室今年も開講 多くの組合員が集まる

JAあづみ
野菜作りのポイントを解説する吉田清志さん
野菜作りのポイントを解説する吉田清志さん

JAあづみ福祉課や豊科支所、豊科地域営農センターは、27日安曇野市で、第1回「野菜づくり教室」を開催した。組合員やJA職員など43人が参加。同教室は、福祉活動による地域の活性化の一環で毎年開催していて、年に2回野菜づくりに関する講座を行っている。好評の声が多く、人気の講座だ。安曇野市豊科南穂高地区をはじめ、今年から新たに豊科上川手地区にも訪問日などで参加者を募った。
JAあづみ農産課指導統括の吉田清志さんを講師に「おいしい野菜づくりのポイント」と題して、ふかふかの土の作り方や堆肥・有機質の効果と使い方、野菜の定植とポイントなどを伝えた。これから野菜づくりをするにあたり、土づくりに欠かせないpHを詳しく解説し、野菜の多くは弱酸性を好むことなど、土づくりの重要性を詳しく話した。参加者は、農家や家庭菜園など農業の規模は様々だが、「毎年楽しみにしている」との声や、「新しい発見があった」などの感想がある。
福祉課の越原範子課長は、「多くの方にご参加していただき質問なども沢山出て、充実した良い教室が開催出来た。今後も野菜づくり教室など、組合員や地域住民の方々が交流できる場を作っていきたい」と述べた。
次回は、6月に2回目を開催し、病害虫の発生などその時期の悩みなどに合った講座を開く予定だ。

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