花き所得倍層をめざす 定期総会を開催

JAグリーン長野
拍手で議案を承認する会場(長野県長野市、3月21日)
拍手で議案を承認する会場(長野県長野市、3月21日)

JAグリーン長野の花き栽培は2024年度、花き販売実績1億580万円(前年対比100%)を達成した。凍霜害や台風など大きな自然災害はなかったものの、生育期の高温多雨による病害虫の多発生などが数量や品質に影響。この中、花き栽培を担う花き部会では、講習会やほ場巡回などで対策・情報を共有し、品質維持・向上に努めたことが目標達成につながった。
同部会では3月21日に長野市篠ノ井のグリーンパレスで定期総会を開催。部会員40人とJA役職員、来賓が出席し、2024年度の部会活動を振り返りや、25年度の活動方針を含む3議案を審議した。2025年度は出荷本数160万本、販売額1億2,000万円以上として、「複合経営で所得倍増へレベルUP」を目標に掲げ、部会員への花き品目の複合栽培の推進、栽培技術向上に向けた目揃会や研修・講習会の実施、部会内への若手・担い手生産者組織の設置検討、管内でまだ馴染みの薄い花き栽培の宣伝、などに取り組んでいくことなど、活発な活動計画を承認した。相沢耕市部会長は「令和7年度は個別で100万円から200万円へとレベルアップをはかり、部会員のみなさんの笑顔の見れる年になれば良い」と話し。部会活動への積極的な参加と出荷を呼び掛けた。
安藤猛常務は、部会員への出荷や活動に敬意を表するとともに「グリーン長野の花き栽培が20年30年と続いていくようにご協力を願いたい」と要請した。

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