JA信州諏訪女性部は3月10日、茅野市の茅野市民館で第21回通常総会を開いた。部員とJA役職員約80人が出席し、全5議案を承認。2025年度は、「食と農で地域と次世代をつなぐ」を目標に、食農教育や他団体と連携しながらSDGsに取組む。新部長には、諏訪市の藤森洋子さん(68)を選任した。
24年度は、花いっぱい運動や次代を担う子どもたちの農業体験支援、手づくりのおいしさと温もりを伝える料理教室など、アフターコロナの中、地域や人とつながりを深めた1年だった。
25年度は、JA長野県女性組織3カ年(2025年度~2027年度)計画の実践初年度。10年後の目指す姿「地域において食と農を通じた女性の活躍推進」に向け、JA・女性組織・地域とのつながりを深め、より大きな力を生み出すことが必要となる。重要取組み事項として、地域の食や農業を支える活動を実践する。フレッシュミズグループの立ち上げや女性組織の活動PRを行い、地域における仲間づくりを行う。女性部員の全組合員化を進めるなど、JA運営に参画する。
部長1人、副部長1人、本部委員9人、監事2人、顧問1人を選任した。
8年間、部長を務めた笠原長子さんが退任。25年度は顧問として活動を支える。
笠原さんは「長い間、お力添えいただき感謝申し上げる。来年からは新部長に協力してもらい、皆でJAを盛り上げていってほしい」と感謝を述べた。
新部長の藤森さんは「歴代の部員が築き上げてきた活動を大切にしながら、皆さんと新たな一歩を踏み出したい。楽しいJA女性部を目指していくので、まずは参加することから始めましょう」と呼びかけた。