年金友の会定期総会 新会長に小松八郎さん 会員向け新定期貯金商品の販売を開始

JA信州諏訪
あいさつする新役員
あいさつする新役員

JA信州諏訪年金友の会は3月14日、定期総会を諏訪市のRAKO華乃井ホテルで開いた。委任状を含む会員145人が出席し、全協議事項を承認した。同会長には、原村の小松八郎さん(74)が選任された。新商品の年金受給者上乗せ金利貯金「スーパー定期貯金こがね3」の販売を始め、会員の拡大と貯蓄増進を図る考えだ。
同会は24年度、会員数が1万3,066人で、JA内最大の組織。2025年3月末の年金振込金額は、173億3,465万3千円(前年同月比2億2,436万5千円増)。本会では、親睦旅行や健康ウォーキング、ゴルフ大会などを実施。各支部の活動も盛んだった。
2025年度の新商品「スーパー定期こがね3」は、投資信託商品の普及で、定期積金「ゆとり」の販売を終了したことを受けて企画した。対象は、①同会員②当JAで年金受給手続きをした人③当JAで年金受け取り予定の55歳以上。期間3年で、適用金利は0.405%(税引き前)。新規組合員加入すると、さらに0.05%上乗せになる。預入金額は350万円以内で、1人1口限り。既存商品の「スーパー定期貯金こがね」との両契約はできない。
また、初の試みとして、4月に全会員に「ひんやりタオルマフラー」を発送。誕生日月に最寄りの支所・営業所、移動金融店舗に来店してもらい、プレゼントの引き換えを行う。
役員は、各支部から会長1人、副会長5人、理事4人が選任された。任期は2年。
旧役員を代表し、早出勇前会長は「コロナ禍で会長となり、活動が難しい時期もあったが、会員・JAの力添えで今日を迎えられた。これからも元気で長生きし、末永くJAで年金を受け取ってください」と挨拶を述べた。
小松八郎新会長は「旧役員の皆様のおかげで今がある。さらに参加して楽しい、よかったと思える会にしていきたい。支部での活動も活発に行ってほしい。昨年合併20周年を迎え、今後さらに発展していくJAの各事業もぜひ利用してください」と呼びかけた。

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