女性部が親子応援食堂を食材提供で応援

JAみなみ信州
食材を支所へ持ち込む女性部員(右)
食材を支所へ持ち込む女性部員(右)

JAみなみ信州女性部上郷支部は2月14日、同地区内で活動する「親子応援食堂おあがりて」への食材提供を初めて行った。同JA女性大学の受講生が同食堂の活動を行っていることを知り、同支部でも協力しようと自家用に生産する野菜などの提供を初めて企画した。同支部の伊原郁支部長(同JA女性部部長)は「食品ロス削減にもなり地域の輪が広がるすてきな活動。若い世代を支えつながる大切な取り組みとして女性部でもできることを協力していきたい」と話した。
この日、同JA上郷支所に集まった米や野菜のほか、ジャムなどの加工品およそ30kgが届けられた。同JA女性大学の受講生で同食堂代表の池田章子さん(飯田市)は「女性部の皆さんのご協力のおかげで旬の新鮮な農産物を使った食事を提供することができとても感謝している。食育にもつなげながら大切に活用させていただきたい」と話した。
池田さんは地域で暮らす親子の安心できる居場所をつくりたいと月に1、2回の頻度で上郷公民館を借り地域の親子に食事の提供を行っている。今後は同部員が調理の手伝いにも参加するなど活動に協力していく予定。
「親子応援食堂おあがりて」は地域の子育て世代のお母さんを応援し、親子が安心して集える場所を提供しようと、自身も4児の母であり看護師・助産師資格を持つ池田さんがボランティアなどを募りながら地域の農家などの協力で集めた食材で食事の提供などを行っている。

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