JA佐久浅間は3月4日、組合員や地域住民を対象にした家庭菜園教室を開講した。定年退職後に家庭菜園を始めた人など、初心者からベテランまで40人が受講。3月から11月まで全9回で、土づくりから作付け計画、栽培管理、病害虫対策など季節に合わせて作物ごとの作業を学ぶ。
講師は、JA組合員向け広報誌「JAHOO」で毎月「家庭菜園便利帖」を執筆するJA営農経済部花卉果樹振興センターの中嶋信幸審議役が担当する。
同日、JA本所で開いた教室は土づくりのポイントや肥料の種類と特徴などを説明した他、玉ネギやジャガイモ、アスパラガス、ニンニクなどの栽培方法を説明した。
今年初めて参加した女性は「時間に余裕ができ参加した。自分で収穫したものを食べ、家計が節約できるようしっかり勉強したい」と話した。
次回はトウモロコシやダイコンなどの種子を配布し、成長過程で疑問点などを共有していく予定だ。