未来につながる提案を

JAグリーン長野
JAに対し支援を要請する清滝部長
JAに対し支援を要請する清滝部長

JAグリーン長野青壮年部は3月5日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで「JA役職員との懇談会」を開いた。盟友ら25人、栗林和洋組合長はじめ常勤役員、室・部長、営農販売部・経済部職員が出席。担い手農業生産者の農業所得のさらなる増大とJA事業への担い手生産者の要望の反映などに向けて、活発に意見を交換した。
懇談会では、JAの2025年度~27年度中期3カ年計画案を踏まえて、盟友が「営農販売部だけでなく、金融・共済・購買の職員の横断的な連携で、もっとトータルサポートをしてもらいたい」、「この地域への就農者の確保に向けて行政や地元農業高校・大学校と連携を図ってほしい」、「野菜営農技術員については品目担当制にするべきではないか」、「生産者の減少・高齢化の中で販売農家戸数の減少は分かるが、KPIでは、担い手生産者がもっと希望の持てる数値を設定したらどうか」といった要望や意見を発言。これに対し、栗林組合長や事業部長が現状や目標を踏まえて回答。要望に添える部分は修正・改善すること、JAとして実行が難しい点はその理由を説明し理解を求めた。
栗林組合長は、改めて「地域の農業を青壮年部のみなさんとともに守っていきたい」と青壮年部の協力を要請し、JAの支援を約束。清滝真彦青壮年部長は「JAが設立30周年を迎えたなか、これから先の10年・20年・30年の未来へつながるような要望を出し、課題を解決しながら頑張っていきたい」と表明し、JAのますますの支援を要請した。
青壮年部では、引き続きJAと連携しながら自らの農業所得の増大への営農活動の活性化と盟友間連携を通じ、地域の農業の維持・発展に取り組んでいきたい考え。

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