リンゴ就農体験会を開催 将来の担い手確保に市やJAがサポート

JAあづみ
剪定の方法を聞く就農体験会の参加者ら(左)(長野県安曇野市で)
剪定の方法を聞く就農体験会の参加者ら(左)(長野県安曇野市で)

JAあづみ果実課と担い手支援室が企画する「リンゴ就農体験会」は就農やリンゴ栽培に興味がある参加者に就農の後押しをしている。第1回体験会には、応募した12組16人と支援センターや安曇野市、松本市、同JA職員が参加。実際に圃場で剪定作業を行い、作業後には就農個別相談会も実施した。
同体験会は、松本市又は安曇野市で就農を検討している60歳以下を募集対象とし、将来安曇野でリンゴ栽培の担い手を確保することを目的に、22年から毎年開いている。
2月中旬には、第1回の「リンゴの剪定作業及び冬季の管理作業等」の体験会を開催。安曇野市三郷にある同JA職員の圃場で、実際にリンゴの剪定を行った。1人1枝分、鋸を使用して、職員のアドバイスを受け慎重に枝を切った。
就農個別相談会では、JAあづみの担い手支援室が相談を受け、参加者の不安点などを聞き取り、同JAや県、市から受けられる支援制度などを伝えた。
萩原担い手課長は「まずは就農体験を通して安曇野の四季とりんご栽培を知って頂き就農候補地の一つとして頂きたい」と強調した。

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