JA信州諏訪と茅野市・富士見町・原村で構成する「八ヶ岳西麓地域共生会議」は2月16日、東京都港区の麻布十番商店街「パティオ十番広場」で「麻布十番八ヶ岳西麓農産物まつり」を開いた。3市町村の首長やJA役職員らが出席し、冬期の主力品目のアルストロメリアとアネモネ、「信州諏訪産つきあかり」を販売。ワインの試飲や抽選会などの催しで盛り上げ、来場者に自慢の農産物や特産品をPRした。
JA管内の茅野市・富士見町・原村は、八ヶ岳西麓地域として、1000メートルある標高の高さや都心へのアクセスの良さを生かし、高品質な農産物を栽培・出荷している。
JAはこの日、アルストロメリアとアネモネの花束計50束を用意。役職員が「信州諏訪の花は色鮮やかで長持ちする」とPRして積極的に来場者を呼び込んだ。また、「信州諏訪産つきあかり」計20袋(1袋5キロ)も並べた。多くの人が立ち寄って買い求め、全て完売した。
原村は同村産のあきたこまちを使った米粉40袋を販売。茅野市は、地元産ワインの試飲ブースを設け、富士見町は、富士見高原リゾート・富士見パノラマスキー場のリフト券、北八ヶ岳ロープウェイ乗車券などが当たる抽選会を行った。
今回は試行的開催とし、反省事項を踏まえて次回の開催を9月に予定している。
中央区にある長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」も視察。昨年10月のリニューアルオ―プン後の店内を見て回り、さらなる〝信州ファン〟獲得に向け今後のJAの展開を話し合った。
JAの小平淳組合長は「少しでも今後の販売促進に繋げたい」と話した。