JA佐久浅間は2月6日、小諸市のベルウィンこもろで相続・遺言セミナーを開いた。組合員や利用者など39人が参加。JAでは、組合員や利用者に相続や贈与に関する正しい知識を身に付けて、遺言を活用するなど円滑・円満に大切な資産を次世代に承継するための相続対策の一環として開催している。
セミナーでは、JA長野県信連FP一級技能士の宮川ルリ子さんが「円滑な相続の実現のために 遺言を活用した相続」と題し講演。相続税や改正相続法などの基本的なポイントや遺言の概要について説明し、参加者全員にJAバンクのエンディングノート「いまから帳」を配布した。
宮川さんは「遺言書の作成は自身の意思能力がしっかりしているうちに書くことが大切」とアドバイスした。
JA金融部の沖浦学部長は「近年は相続の関心が高まっている。今後もニーズに応えて相談会を開くなど、組合員や利用者の不安を解消できるように取り組んでいきたい」と話している。