JA洗馬は2月12日、令和6年度集落懇談会を開いた。正組合員農家と准組合員など合わせて約60人が出席。JAの財務と事業状況、次期3カ年計画、自己改革工程表について説明した他、地区単位の分散会を開き、事業運営に対する質問や意見を交換した。
北沢泉組合長は「本年度は常態化した異常気象のなかで出荷数量が減少したものの単価高となり販売目標の30億円を達成することが出来ましたが、農家手取りということからすると厳しい場面もあったと思います。懇談会で出された意見については、理事会などで検討していきたい」とあいさつした。
分散会では「野菜販売単価は予約相対で進めていると思うが、気象に応じた交渉をぜひ行なってもらいたい」「昨今は野菜価格高騰が取り沙汰されがちだが、消費者にレタスの適正価格を知らせてもらいたい」などの意見があった。
寺澤武憲専務は「貴重なご意見を戴いたのでJAでしっかり検討して、事業運営にいかしていきたい」と話した。
意見や質問に対しての回答は、JA内で協議し広報誌などで管内に周知していく。