女性部喬木支部 喬木村総合表彰式で表彰

JAみなみ信州
表彰を受ける木下支部長(長野県喬木村で)
表彰を受ける木下支部長(長野県喬木村で)

JAみなみ信州女性部喬木支部は24日、喬木村福祉センターで行われた「令和6年度喬木村総合表彰式」で表彰を受けた。同村では村政の進展に寄与した人の献身努力をたたえる表彰と、寄贈者には感謝状を贈る毎年表彰式を行っており今年度は6の個人・団体に表彰状が、15の個人・団体に感謝状が贈られた。同支部で取り組んできた長年にわたる地域貢献活動や食育活動が地域の活性化に貢献していると高く評価された。
同支部は現在124人の部員で活動し、2005年から支部全体で「ひとり1枚のタオル寄付運動」として喬木村社会福祉協議会や福祉施設へのタオル寄贈に取り組んでいる。2015年から「夏休み親子料理教室」を開催、2017年に結成した「食育応援隊」は同村内の小学校で地元産大豆を使った味噌づくりや、作った味噌を使った五平餅づくりを指導し食と農の大切さ、作ることの楽しさ、また地域の伝統食を子どもたちに伝え続けている。コロナ禍で始めたフードドライブを現在も定期的に行い、集まったお米や食品を村内のボランティアセンターに届けている。女性部が地域とJAをつなぐ架け橋となり、農と食を通じて地域を元気にする活動を行っている。
同支部の木下ちせ子支部長は「ひとりひとりの力は小さくてもみんなで協力すれば地域の皆さんに喜んでいただく活動ができる。なんでも手軽に手に入る時代だからこそ人と人のつながりを大切に、これからも皆さんで協力して活動を続けていきたい」と話した。

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