フィンランド料理講習会を初開催 野菜サラダやキャセロールなど学ぶ

JA信州諏訪
山田さん(左)のアドバイスのもと、フィンランド料理の作り方を学ぶ参加者
山田さん(左)のアドバイスのもと、フィンランド料理の作り方を学ぶ参加者

JA信州諏訪女性部原村ブロックは2月3日、茅野市のJA玉川研修センターで「フィンランド料理講習会」を初めて開いた。フィンランド出身で原村在住の山田アリヤさんを講師に招き、部員・JA女性大学院の受講生・職員計10人が参加。本場の料理を作り、試食して異文化への理解を深めた。
今回は、山田さんと交流のある同ブロックの永田せつ子ブロック長の紹介で開催が実現した。山田さんは、「ポテトのパン」「ビーツの野菜サラダ」「根セロリのキャセロール」の作り方を紹介した。「ポテトのパン」はジャガイモ、塩、卵、小麦粉を捏ねてチーズをのせ、焼いて作る。「ビーツの野菜サラダ」はアンチョビを入れた生クリームに、ビーツ、ジャガイモ、リンゴ、ピクルス、豆類を混ぜる。ビーツの鮮やかな赤紫色が食卓に彩りを添える一品だ。また、「根セロリのキャセロール」は耐熱皿に根セロリや生クリーム、卵、塩、パン粉を混ぜ、オーブンで焼いて作る。
部員は、山田さんに教わりながら一品ずつ調理。試食時は山田さんからフィンランドの文化や家族の話を聞き、異国の地に思いを馳せた。
部員からは「つくったことのない料理をつくれて楽しかった。日本食とは違った味わいだが、とてもおいしい」と話した。
山田さんは「フィンランドは、あまり料理に豆は使わないが、日本はたくさんの種類の豆があるので今日は取り入れた。豆は栄養価が高くておいしい食材のひとつです。分量などは細かく気にせず、楽しくつくることが一番です」とアドバイスした。

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