工事の安全を祈願 りんごの里含む店舗建替え

JAみなみ信州
安全を祈願し玉串奉納をする寺沢組合長
安全を祈願し玉串奉納をする寺沢組合長

(株)エディオンは31日、飯田市育良町の店舗建替え予定地で「エディオン飯田インター店(仮称)建替え工事地鎮祭」を執り行った。同社役職員、施工業者ら23人が参加した。同施設内にJAみなみ信州農産物直売所りんごの里が設置されることから、同JAの寺沢寿男組合長ら同JA役職員も参加し工事の安全を祈願した。
同JAの寺沢寿男組合長は「人が集まりやすく集客に非常に良い立地。新しい建物での営業を双方事業拡大のチャンスと捉え協力しアピールしていきたい。多くの皆さんに立ち寄っていただけるよう、生産者の皆さんにもご理解いただきながらしっかりと店づくりを研究し直売所を盛り上げていきたい」と話した。
これまでエディオン飯田インター店とりんごの里は別々の建物で営業し駐車場を共有するなどお互いに協力してきた。りんごの里は営業開始25年を迎えた店舗の老朽化対策と売り場面積拡張などを検討する中、同社の店舗建替えに伴い旧店舗取り壊しとなった。新店舗では1つの建物になることで利用者の利便性向上と新たな顧客獲得を目指す。
昨年12月に仮設店舗での営業を開始しており、新店舗は鉄筋構造2階建て延床面積11,809.94㎡、内同直売所は798.61㎡(旧店舗対比約130%)で1階に設置予定。今年2月に着工し、11月に完成、リニューアルオープンを予定している。
(株)エディオン店舗開発本部店舗建設部の鈴木博文シニアアーキプロデューサーは「この地域に根差し営業してきた店舗が新しくなることで、より両者が発展していくよう願っている。この地でこれからも長く皆様にご愛顧いただける店づくりに努めていきたい」と話した。

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