JAグリーン長野年金友の会連絡協議会と女性部は2月5日、長野市稲里町のグリーンホールミナミで「新春きずな寄席」を開いた。「初笑いで春よ来い福も来い」を題目に、今年で11回目の開催。会員や部員200人が参加し、県内の噺(はなし)家6人の寄席を楽しんだ。
昨年に引き続き、松川村を中心に活動する「まつかわ落語会」や長野市内の信濃家一門所属の社会人落語家、同JA元役員で寄席の発起人である曽根原正さん(信濃家中蔵)、女性の噺家など6人が高座に上がった。6人は順に古典落語を披露。会場からは笑いや拍手があがった。初めて落語を生で聞いたという来場客は、「とても楽しく過ごさせてもらえた。笑って元気になれる」と喜んだ。初回から欠かさず来場しているという客は「とても楽しみにしていた。また来年も開催してほしい」と早速期待を込めた。
年金友の会連絡協議会堀内俊明会長は「日本列島大寒波が来ているなか、寒さに負けないように落語を聞いて明るい顔になって笑顔で過ごせればこんなに良いことはない。ぜひ“ずく”出して今年も元気で過ごそう」と呼びかけた。JAの鈴木隆男常務は、多くの来場や出演者の協力に感謝を伝え、「今日はたくさん笑っていただければ嬉しい」と話した。