JAグリーン長野女性部更北総支部と部員有志あわせて10人は2月4日、長野市立真島小学校2年生12人の「豆腐作り」の講師を務めた。同校調理室を会場に、講師と児童が4班に分かれ、約2時間半かけて、1人1丁分の豆腐を仕上げた。
これは同校の依頼で初めて講師として参加。部員は事前に作業の確認を含めて手合わせを行い、この日に臨んだ。原料の大豆は児童が栽培したもの。講師の説明の後、大豆をミキサーですり潰し、火にかける作業、豆乳を鍋や型の木枠に移す作業などを児童が行い、講師はそれをサポート。作業工程で出た「おから」は、片栗粉などを混ぜて「おから団子」にして、試食した。児童は作業に対して「いろいろ教えてもらって楽しい」と笑顔。また、粘土遊びのようにおからを丸め、焼いたおから団子に舌鼓を打っていた。女性部員は「私たち大人も豆腐を作る機会がなかったので、良い機会になった」と児童を見守っていた。
女性部では今後も食育・食農教育を通じた地域貢献に向けて、学校教育現場への協力を続けていきたい考えだ。