JA松本ハイランド青年部、献血協力活動で社会貢献を

JA松本ハイランド
献血に協力する青年部員
献血に協力する青年部員

JA松本ハイランド青年部は1月31日、松本市のJAグリンパルで献血ボランティア活動を行った。同部の部員のなかでも特に若手が所属する後継営農部が主体となり、社会貢献活動の一環として行っているものだ。日ごろ農作業で鍛えた健康な体に流れる血液を、輸血が必要な患者の支援につなげたいとの思いから平成26年にスタートし、今年で12年目を迎える。農閑期に実施することで、毎年多くの部員が献血に協力している。
当日は、日本赤十字社の献血車1台をグリンパル前の駐車場に配備し問診で健康診断を受けた後、部員ら27人が400mlずつ血液を提供した。日本赤十字社の職員によると、この時期は感染症などが流行し輸血に用いる血液が不足することから、同部の献血活動は大きな助けとなっているという。
部員の高山典士さんは「血液が不足しているという話をよく耳にするがこの活動のおかげで献血に来ることができた。献血を通して少しでも役に立てればうれしい」と話し、同部の粟津原達也後継営農部長は「農閑期に有り余っている若いパワーを地域貢献につなげたいと始めた活動も早いもので12年をむかえた。血液を必要としている方の一助となれるよう、今後も活動を続けていきたい」と意気込んだ。

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