新規栽培者育成へ 出荷用花き栽培新規生産者募集説明会

JA佐久浅間
花き栽培の説明を聞く参加者
花き栽培の説明を聞く参加者

花きの生産基盤の維持拡大に向け、意欲ある担い手の確保・新規栽培者の育成を図ろうと、JA佐久浅間は1月14日から18日にかけて、管内5カ所で出荷用花き栽培新規生産者募集説明会を開いた。
説明会には、新規生産を検討する10人が参加し、花き果樹振興センターの担当者がJA管内の生産概要を紹介。トルコギキョウ、小菊、輪ギク、カーネーション、ストック、アルストロメリアの6品目の作型や栽培収支試算などを説明した。参加者はメモをとるなど熱心に説明を聞いていた。
JA営農経済部花卉果樹振興センターの友野徹センター長は「定期的に栽培講習会などを開き、作業方法を説明する。個別相談も受け付けるので、初めての人でも安心して挑戦してほしい」と話している。
JAでは、栽培面積の減少が進む花きと果樹で担い手の確保・育成が急務であることから、2019年に花卉果樹振興センターを設立。以後、センター職員を中心に管内で新規栽培者向け講習会を開く他、トルコギキョウ振興プロジェクトやぶどう栽培プロジェクトを立ち上げ、生産振興に取り組んでいる。

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