大切な家族をおくる ペット供養祭を開催

JAグリーン長野
焼香する参列者(長野県長野市、1月26日)
焼香する参列者(長野県長野市、1月26日)

(株)長野エーコープサプライは1月26日、長野市大豆島のJA虹のホールまめじまで、「JA虹のペット供養祭」を開いた。長野市内(長野エリア)では初開催。JAながのとJAグリーン長野の組合員10組15人が参列し、家族の一員として暮らしてきたペットを、住職の経で供養した。
ペット供養祭は、組合員・利用者の要望により、犬や猫など連れ添った大切な「家族」を送る場を設けるとともに、ホールの周知をはかり、ホールを身近に感じていただくことが目的。参列した組合員は、手元にペットの写真や遺骨などを持ちながら住職のお経を静かに聞き、焼香時には写真などに向かって惜別の念を込めて手を合わせた。参列した女性は、「もっと長く一緒にいてくれると思っていたのに、突然逝ってしまい悲しい思いをしていた。供養ができる機会がもらえて良かった」と顔を上げた。湯本豊社長は、「大切なペットが与えてくれた愛と慈しみを思い供養していただき、安らかに永久に、みなさまの心の中で生き続けることを願いたい」とあいさつした。
同社では2020年度からペット火葬を初め、ペット供養祭は県内で2回目。参列者から預かった供養料は、県内の動物愛護団体に寄付する。今後もペット供養祭を企画し、組合員や地域に貢献したい考えだ。

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