JA松本ハイランドは1月23日、東筑摩郡朝日村にある朝日支所育苗センターで令和7年用春作野菜の播種作業を行った。同センターでは1月中旬から、生産者から注文のあったレタス類の播種を開始している。
レタス、サニーレタス、グリーンリーフ、ロメインレタス、レッドキャベツ、ミニセルリーの計25万本ほどを播種した。トレイに土を詰め、専用の器具や機械を使って種をまき覆土したあと、ハウス内に並べるまでの作業を同センター職員が連携して進めた。
今後はハウス内を18度前後に保ち、芽を出したあと、生長にあわせて外気温と同じになるよう徐々に温度を下げていき配苗まで管理。生育した苗は2月中旬から3月中旬にかけて生産者のもとへ配苗する。来月からは白菜などの播種も始める予定だ。
同支所営農生活課の上條幸さんは「今年も温度管理に気を付けて、より良い苗を生産者に届けたい」と意気込んだ。