JAみなみ信州は17日、愛知県名古屋市の学校法人名古屋合唱団の太閤幼稚園で年中・年長園児およそ140人に市田柿を知ってもらおうとPR活動を行った。同JAや市田柿活性化推進協議会では若年層に向けた消費拡大活動や食育活動を積極的に行っている。同JA、全農長野名古屋販売事務所職員4人、名古屋青果(株)の吉田真太郎社長が同園を訪れ、名古屋青果(株)の協力で市田柿をPRした。
この日は“柿王子いちた”が市田柿の栽培・生産過程を紹介する同協議会で作成した保育園児向け紙芝居「いちだがきってなあに」の朗読や市田柿に関する簡単なクイズを出題、また今年度同協議会で新たに作成した“柿王子いちた”のシールを配布。市田柿発祥の地高森町のキャラクター「柿丸くん」とともに市田柿をアピールした。楽しみながら市田柿について学び、市田柿を試食した園児は「甘くておいしい」「もっと食べたい」と笑顔を見せた。
同JA営農部販売課の内山清彦課長は「子どもたちのおいしいという反応に市田柿の消費拡大がもっと図れると感じた。紙芝居やキャラクターを通して市田柿に親しみと興味を持ち、ご家族でぜひ市田柿を食べてもらいたい。これからも市田柿のおいしさやを魅力を様々な方法で発信していきたい」と話した。