1月23日、JA信州うえだの子会社（株）ジェイエイサービスは、川東セレモニー敷地内に小規模葬ホール「川東セレモニー別館」の竣工記念式典を行った。この施設は、支所体制の再構築で閉店した旧JA古里店をリニューアルし、地域のニーズに応える形で整備された。
式典には、ジェイエイサービス虹のホール関係者や施工業者、JA役員など関係者23人が出席し行われた。挨拶したジェイエイサービスの眞島実社長は、「地域のニーズに寄り添った施設として改修した」と述べさらに「セレモニー事業を取り巻く環境は厳しく、競争が激化しているが、引き続きジェイエイサービスとJA信州うえだが一体となり、真心を込めて誠実な対応を心がけ、地域組合員の期待に応えていく」と話した。また、川東セレモニーの矢島宗教マネージャーは、「皆様の声に応え、地域貢献できるような施設にしていく」と話した。
コロナ禍以降、葬儀の様式が変化し、小規模葬のニーズが増加している中で、同施設は要望の高かった家族葬対応型式場としての役割を果たすことが期待されている。式典終了後、参加者は新しい施設を見学し、「プライベートが守られ、家族との別れの時間を大切に過ごせそうだ」との声が聞かれた。
川東セレモニー別館には、葬儀式場（20席）、寺院控室・親族控室兼安置室が備えられており、多様化する葬儀に対応する。