JA信州うえだは12月上旬、真田総合福祉センターで開催された真田地域包括支援センター主催の料理教室に、JAくらしの活動専門員を講師として派遣した。この企画は同支援センターが年に一回、男性が家庭で「料理」の自立に向けた一環として開催。
当日は地域男性住民8人が参加。「パタパタおにぎらず」「スタミナ納豆」「キムチポテサラ」を4テーブルに分かれて作った。米の量り方やとぎ方、野菜を洗う時のコツなどを説明し、一品ずつ作った。
「パタパタおにぎらず」は一人二個作った。講師がデモンストレーションを行い、切った断面を見せると歓声が上がった。中身はスクランブルエッグなど簡単に作れるものの他、惣菜を活用し手軽に楽しく作れるようにした。
使用する野菜も自家用で日頃あるもの、近所のスーパーで買えるものとし、残っても味噌汁など手軽に使いまわせるものを使用した。
参加者からは「粉ふき芋なんて作ったの何十年ぶりかだよ」「おにぎらずがとても気に入った。明日はこれを弁当にして持っていこう」「米のとぎ方も、昔母親がといでいたのと違うね」「スタミナ納豆はご飯がすすむね」「一人だとこんなに作らない。家で食べるのが楽しみだ」と好評だった。