多くの方のお役に立てる活動を 病院ボランティア

JAグリーン長野
新聞箱づくりをすすめる
新聞箱づくりをすすめる

JAグリーン長野女性部篠ノ井総支部は1月15日、長野市篠ノ井のグリーンパレスでJA長野厚生連 南長野医療センター篠ノ井総合病院に対する「病院ボランティア」活動を行った。総支部員22人が参加し、古新聞で箱などを作る「新聞畳み」と、古布で作る「雑巾づくり」に取り組んだ。
同総支部では、新型コロナウイルスがまん延する前まで、JA祭り等へのイベント出店時の販売品売り上げの一部を使って医療器具などを同院に贈っていた。しかしコロナによるイベントの中止などで販売機会を失ったうえ、部員が集まって活動する機会が減少し、ボランティア活動は篠ノ井総支部内では東福寺支部や手芸クラブ、個人など一部の部員が行うなど、やや停滞していた。これを踏まえ、現総支部役員が「改めて総支部みなでボランティア活動を行おう」と企画。総支部役員の想定を上回る部員が集まった。
会場では、部員が持ち寄ったタオルを雑巾サイズに裁断する者、ロックミシンで縫う者、新聞で箱などを作る者に分かれて2時間ほど制作。雑巾178枚、新聞箱259枚を完成させた。宮本良枝総支部長は「コロナ後、自分たちが楽しめる活動が増えていたが、女性部として、女性部以外の(外部の)方の役に立てることをやっていくことも必要だと感じていた。想定よりも多くの人が集まってくれて、とてもいい機会。それぞれの地域や支部でも積極的にやっていけるようになれば良い」と笑顔。石川貴志子塩崎支部長は「支部ではなかなか意欲的にボランティア活動を計画して来れなかった。今日をきっかけにやり方を覚えながら、支部でも企画していければ良い」と話した。
篠ノ井総支部では今回のボランティアの成果を病院に届けるとともに、今年度のイベント出店の売り上げの一部を貯め次年度以降に医療器具等の贈呈等を計画するなど、地域医療への貢献につなげる考えだ。

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