2024年度ブルーベリー栽培販売反省会 今年度の反省を生かして

JA上伊那
24年度の栽培を振り返る様子
24年度の栽培を振り返る様子

JA上伊那果樹部会ブルーベリー専門部は12月23日、伊那市のJA本所で2024年度の栽培販売反省会を開いた。生産者やJA職員など22人が出席。24年度の栽培や販売を振り返るとともに、25年度の振興計画を確認した。
24年度はマイマイガの幼虫やカイガラムシといった害虫による被害が発生。また、収穫のピークとなる6月中旬~下旬は平年に比べて雨が多かったことから、裂果や収穫遅れによる過熟などが見られた。販売では売り場の産地切り替えが順調に進み、品質の良い状態で販売できたことから単価は前年を上回った。青果と加工用合わせて、重量は約29トン、販売金額は約6100万円となった。
25年度は、優良品種への高接ぎ更新のほか、凍霜害対策や病害虫に応じた予防防除により品質向上に取り組む。
同専門部の征矢博専門部長は「これから来年度の作業も始まってくる。今年度の課題を見直し、栽培に生かしてほしい」とあいさつした。

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