2024年度上伊那地区水田作検討会 課題などを検討し、次年度に向けて意識統一図る

JA上伊那
24年度の生産状況を確認する様子
24年度の生産状況を確認する様子

長野県上伊那農業農村支援センターは12月16日、伊那市のJA南信会館で2024年度上伊那地区水田作検討会を開いた。同センターやJA上伊那、JA全農長野など約30人が出席。24年度の生産状況や課題を検討し、次年度に向けて意識統一を図った。
検討会はその年の上伊那地区水田作物(水稲・麦・大豆・そば)の生産状況や栽培技術の課題を検討し、次年度の生産振興について関係者の意識統一を図るために毎年開催されている。
当日は、各機関が24年度の水稲の高温障害やカメムシ対策などの課題について説明。病害虫の発生状況や進めている試験結果なども踏まえ、解決策を議論した。
同JAの三澤宏樹米穀課長は「次年度、生産者に品質の良い米穀類を栽培してもらえるようにするのが検討会の最大の目的。課題を整理して議論し、方向性を示して指導できるよう話し合いを進めていこう」とあいさつした。

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