JA上伊那花卉選花場 新年祈願祭 豊作を願う

JA上伊那
だるまの目入れをする西村組合長
だるまの目入れをする西村組合長

JA上伊那は1月4日、伊那市の美篶花卉選花場と駒ケ根市の駒ケ根花卉選花場で新年祈願祭を開いた。美篶花卉選花場には、JAの西村篝組合長やJA花き部会の吉澤昭夫部会長ら約30人が出席。販売目標の達成や豊作、作業の安全無事を祈願した。
同部会は「花き総合供給産地として販売金額20億円」をスローガンに掲げる。2024年度は、生産量日本一のアルストロメリアとトルコギキョウを二本柱に、さらなる多品目・長期安定出荷と、実需者から求められる商品づくりに取り組んでいる。
祈願祭で西村組合長は「今年は災害がなく、実り多い年になることを願う。健康第一で取り組んでほしい」と激励。その後、今年の豊作を願い、出席者全員でだるまの目入れを行った。
吉澤部会長は「夏場の高温対策や、燃油の高騰など厳しい生産状況ではあるが、目標の20億円に一歩でも近づけるよう、職員も生産者も一緒になって取り組んでいきたい」と意気込んだ。
同日には、アルストロメリアなどの選花作業がスタート。12月ごろから穏やかな気候が続いたことで生育も順調に進み、管内2カ所の選花場合わせて約10万本を、各市場に向けて出荷した。

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