伊那市のはびろ農業公園「みはらしファーム」は1月2日、新年の幕開けを祝う「2025年みはらしファームスタートまつり」を開いた。JA上伊那が運営する農産物直売所「とれたて市場」の初売りや、甘酒・おしるこの無料配布、ダーツを投げて福袋を当てる「ダーツde福袋」など、さまざまな企画が用意され、多くの来場者で賑わった。
初売りでは、同施設にあるいちご園で収穫したイチゴが並び、多くの人が買い求めた。また、甘酒や地元産の野菜を使った焼きネギとふろふき大根を無料配布。来場者は地元産の農産物で暖まりながら、新年初の買い物を楽しんだ。
恒例の「ダーツde福袋」では、開始時間に合わせて来場者が列をつくった。ダーツを投げて、全50個用意した福袋か、参加賞の白ネギが当たる。福袋は、地元産の白ネギやゴボウ、リンゴ、米、みはらしファーム食事券など850円~4000円相当の詰め合わせ。来場者は、子どもから大人まで新年の運試しを楽しんだ。
福袋を当てた同市内からの来場者は「毎年楽しみにしているイベント。お正月で家族が揃っているので、お鍋にしてみんなで楽しみたい」と笑顔を見せた。
同日には、同施設「みはらしいちご園」の今シーズンの営業も開始。県内外から訪れた100組500人ほどが、イチゴ「紅ほっぺ」「章姫」「女峰」の3種類の食べ放題を楽しんだ。