A・コープ直売所 2日から2025年の出荷を開始

JAグリーン長野
福箱に多くの来店客が手を伸ばす
福箱に多くの来店客が手を伸ばす

JAグリーン長野管内A・コープ直売所に出荷する生産者組織A・コープ直売会員は、1月2日のA・コープ店舗の初売りにあわせ、仕事始めを迎えた。年始は、日々の出荷量より少ないが、会員の多くが新たな年へ抱負や希望を持って出荷する。
信更町の宮崎浩幸さんは2日、午前10時の開店を前に長野市篠ノ井のA・コープファーマーズ南長野店にハクサイとキャベツを持ち込んだ。例年、12月31日まで出荷を行い、仕事初めは1月2日から取り組んでいるという。店舗前には開店待ちの来店客が大行列を作った。宮崎さんは「今年はとても多くの方がお店の前に並んでいて驚いた。昨年は暑さの影響を受けたが全体的には収量などは良い年だった。今年もお客様に喜んでいただけるものを作って出荷したい」と意気込みながら、直売コーナーの棚へ野菜を丁寧に並べていた。
同市松代町のA・コープファーマーズ松代店では開店前、地元JAを代表して栗林和洋組合長が新年朝礼に出席。栗林組合長は、「JAはこの地域の農業と食の安全を守っていく使命があり、A・コープのみなさんもぜひ共にこの地域の食の安全を支えていただきたい」と話し、店舗の発展と職員の健康を祈念した。
店舗では、初売り恒例の「福箱」を販売。ファーマーズ南長野店では、開店と同時に、多くの来店客が福箱売り場に詰めかけた。普段から同店舗を利用するという女性客は「昨年も購入し、家で使える食材がたくさん入っていたので、今年も一年の運試しとして楽しみにしていた」と話し、福が詰まったの福箱や、直売コーナーの農産物を手に取っていた。

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