市田柿出荷最盛期 職員が受け入れ作業に協力

JAみなみ信州
市田柿の受け入れ作業をする職員
市田柿の受け入れ作業をする職員

JAみなみ信州では特産「市田柿」最需要期の年末年始に向け出荷が最盛期を迎えている。各地で集荷が行われ、職員が受け入れ作業を行っている。この日同JA管内ではおよそ20.5トンの市田柿を出荷した。例年より大玉で仕上がりが10日程度遅れており、受け入れのピークは12月25日~年明け1月10日頃を予定している。
同JA喬木支所では営農部門以外の金融・共済部門の職員が当番制で受け入れを行い、作業を一緒に行うことで現場を知り、生産者とのコミュニケーションに活かしたいと取り組んでいる。23日、下伊那郡喬木村のJA喬木集荷所では朝8時~9時の1時間集荷を行い、生産者が荷造りしたトレーや化粧箱など約3トンの市田柿を次々と持ち込んだ。2台、3台と並ぶ軽トラックがスムーズに進むよう職員が素早く荷を積み下ろし、手際よく作業を行った。
作業を行った総務信用課金融業務の胡桃澤るり係長は「緊張感のある中で作業させていただき、生産者の皆さんの窓口に来られる時とは違う姿が見られた。敬意を持って大切に受け取らせていただいた。普段の業務でも少しでも生産者の皆さんのお役に立てるよう業務に取り組みたい」と話した。
この日出荷した原典子さんは「毎年違った加工環境で難しい作業が続くが、それも楽しんで作業に精を出している。年明けまで頑張りたい。忙しい中、スムーズな受け入れはありがたい」と話した。

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