JAあづみ青壮年部は12月19日、本所大会議室で「常勤役員、室・事業部長との懇談会」を開催した。部員やJA役職員など34名が参加し、安曇野の農業について、今後の課題など約2時間にわたり意見交換を行った。この懇談会は生産者が日頃感じている想いや要望などを共有し、今後のJA事業に活かしてもらいたいと毎年開催している。
開会にあたり、帯刀洋亮部長は「問題を解決していくには、個人の力だけでは限界がある。手を取り合いながら、地域農業の活性化や農業者の所得増大、生産拡大を図るための契機にしたい」と話した。
懇談会では、「カメムシ対策」や「10年後の安曇野の人と農地をどのように守っていくか」、「コンテナをリースにしてはどうか」などの様々な意見が出た。
宮澤清組合長は「試練の年であったが、生産者の努力のおかげで生産販売高が90億円に手の届くところまできている。今年度、特に被害の多かった高温障害に対策を講じていきたい」と述べた。