リンゴの剪定講習会 来年度産に向けて大事な準備

JAあづみ
剪定の実演をする営農指導員(中央)と耳を傾ける生産者ら
剪定の実演をする営農指導員(中央)と耳を傾ける生産者ら

JAあづみは管内各地でリンゴの剪定講習会を行っている。18日は松本市梓川の圃場でリンゴ生産に欠かせない剪定講習会が開かれた。梓支部のりんご部会員らが参加し、営農指導員が実演を交えて指導を行った。上枝まで防除薬剤が届くことや、どの枝にも日光が良く当たり、作業しやすい樹木にするために毎年開かれている。
この日、剪定の対象となったのは「サンふじ」や、「つがる」、「シナノスイート」といった品種。収穫が終わった農閑期の作業で、来年度産の品質や収穫量を左右する重要な工程の一つである。年明けから3月上旬頃までに作業が行われ、翌年の準備に取り掛かることとなる。
榑沼課長代理は「昨年の剪定程度が適切だったかどうか樹を確かめながら作業を進めて欲しい」と集まった生産者に呼びかけた。
参加者した生産者は「来年の生産状況に関わる大事な作業なので、今からしっかりと準備を進めていきたい」と話した。

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