令和6年12月5日(木)と10日(火)、JA秋和店にて「子供たちに伝えたい伝統行事シリーズ おせち作り教室」が開催された。この教室には地域住民が参加し、両日合わせて15人が集まった。
本活動は、西部地区事業部普及推進課が主催し、昔から伝えられてきた伝統行事の意義を伝えることを目的としている。特に、伝統食を通じて「なぜこの行事を行うのか」を学び、次世代へと伝えていくことを重視している。
当日は、生活活動サポーターの玉井香織さんを講師に迎え、「茶わん蒸し」「たたきごぼう」「豚肉梅昆布巻き」の3品を作成した。特に茶わん蒸しでは、すが入りにくくなるコツが披露され、参加者の関心を集めた。料理が完成した後は試食の時間が設けられ、JAからは金融商品のPRや食材の即売も行われた。
今回の教室では、JAのグループ家庭雑誌「家の光」に掲載されているレシピを活用した。「家の光」は、地域の食材を使ったレシピや健康的な食生活を提案することで、地域住民の食文化の継承を促進している。
参加者からは、「簡単に茶わん蒸しができて驚いた。これなら作れそう」「豚肉の昆布巻きは初めてだったが、梅肉の味が効いていてとても美味しい。孫も喜んで食べそう」と話した。
今後も地域の伝統行事の継承活動を通じて、地域活性化に努めていく。