JA上伊那青壮年部は12月16日、JA上伊那役職員との懇談会を開いた。部員31人が出席し、JAの西村篝組合長をはじめする役職員と意見を交わした。
同懇談会では、地域農業のさらなる振興を目指すための情報交換の場として毎年開く。JAに寄せられた声は、2025年度から始まる新たな3カ年計画「『想い』を『言葉』に 『言葉』を『カタチ』に」へ反映させていく。
懇談会では、事前に行われた部員間での意見交換会で集約された意見を中心に話し合いが行われ、部員は「若い営農指導員を育てるためにも、視察研修に同行する職員を増やし、現場を見る機会を多く作ってほしい」「市町村とも連携をとり、情報共有してほしい」と要望。また「作業をしながらでも話を聞けるよう、栽培指導会にもWEB会議システムを活用してほしい」との声も上がった。
同部の小林國洋部長は「JA役職員に直接、意見を伝えられる貴重な機会。普段、個人では言えないことも、仲間と一緒に意見することで伝わりやすくなる。実際の生産者の声が届き、改善されることを願う」と話した。