JA上伊那生活部会とJA上伊那は12月14日、第27回女性まつり・家の光大会を伊那市の長野県伊那文化会館で開いた。部会員やJA役職員ら665人が参加。2022年度からの3カ年活動テーマ「想いをひとつにかなえよう~つながることで仲間と地域をハッピーに~」を掲げ、活動発表や寸劇などを通じて親睦を深めた。
家の光記事体験発表では、部会員でJA理事も務める平岩なお子さんが「仲間と創る笑顔の輪」と題して発表。生活班やJA世代別女性講座、女性理事で取り組んだ活動を写真を見せながら紹介し、「生活部会活動は、普段できない体験ができるところが魅力。職場や家庭以外にも安心して過ごせる居場所となり、たくさんの仲間と地域とのつながりが活動を継続できた理由」と伝えた。
本部役員13人は24年度の活動で学びを深めた物価高騰対策・ゴミ問題をテーマにした寸劇「ほんとうの豊かさとは」を披露。都会に憧れを持つ桃太郎・浦島太郎・金太郎が田舎を飛び出したからこそ感じた、お金では買うことができない豊かな自然やそこに暮らす人々の想いの大切さを伝え、「このすばらしい地域を後世につなぐために、自分たちにできることを考えていこう」と呼びかけた。
このほかにも、地元グループなどの活動発表や、記念講演としてシャンソン歌手の佐々木秀実さんが「ちょっと、人生楽しみなさいよ!」と題して講演した。
山岸眞由美部会長は「自分たちにできることを行動に移し、次の世代に豊かで平和な世界をつなげていくことも生活部会の役目。仲間や地域とのつながりや生活部会の輪を広げていこう」とあいさつした。