JA洗馬が令和6年度生産技術反省及び7年度方針検討会を開催

JA洗馬
あいさつをする北沢組合長
あいさつをする北沢組合長

JA洗馬は12月18日に本所で令和6年度生産技術反省及び7年度方針検討会を開き、各地区の現園芸専門委員と来年度の新役員、JAの関係役職員など約40名が出席した。来期の出荷に向けて、今年の生産販売経過を踏まえた検討がなされた。
JAの営農指導担当者から主力野菜の品目別生産経過・課題、品種試験結果について報告され、次年度以降への対応が検討された。販売担当者から次年度の販売対応について報告された際には、気候変動に対応するため、作りやすい時期に、作りやすい作物を、春は前進・秋は遅くまで作付けし、周年通じて出荷できるよう提案がなされた。特に、スイートコーンは全国で唯一洗馬だけ生産量が増えており、さらなる生産拡大に期待が寄せられた。また、物流の2024年問題は大きなトラブルも無く今期を終え、来期も引き続き出荷予約の適正化と持ち込み時間の早期化を呼びかける場面もみられた。
北沢泉代表理事組合長は、会議のあいさつで「今年度は自然災害等により本来の出荷量より20万ケース減少してしまった。産地を維持するためにも来期は意欲的な作付けをぜひお願いしたい」と話した。

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