JA佐久浅間花き専門委員会アルストロメリア専門部は12月17日、栽培講習会を開催した。
講習会は、部会員やJA全農長野、JA担当者ら14人が参加し、部会員の圃場7カ所を巡回。生育状況を確認し、暖房機の温度設定や生育状態について今後の管理をアドバイスした。JA全農長野の吉澤栄二専門役は「年末の最終切花が終了したら、一日2度を目安にハウスの加温温度を下げる。急激な温度低下は花にストレスがかかるので注意すること。年明けは、3月の彼岸に向けて栽培管理を徹底してほしい」と話した。
菊池信和専門部長は「他産地に負けないようにしっかりと栽培技術を学び、全員で共有することが大切。今年も残りわずかだが、気を抜かずにしっかりと管理していこう」と呼び掛けた。
同JAでは2024年度、関東方面を中心に約35万本を出荷する予定だ。