JA松本ハイランド青年部山形支部は12月12日、山形村の山形保育園とやまのこ保育園の年長園児合わせて240人へ、地元のリンゴ・ナガイモ・米・白ネギを寄贈した。支部独自の活動は今年で3年目となる。
毎年、夏には同支部などが中心となって青年部全体で管内の保育園へスイカを贈り、加えて多くの農産物が生産されている同支部独自にスイートコーン・ズッキーニ・グラジオラス・ひまわりなどを寄贈している。地域の特産物を知り、農業に興味を持ってもらい、日常生活の中で産地の農産物を選び食べる思考を育むために活動を行っている。
当日は、同支部の役員とJA職員8人が2つの園を訪れ、両園合わせてサンふじ50キロ・ナガイモ 30キロ・コシヒカリ30キロ・白ネギ12キロを届けた。園児たちは「全部、大好きな野菜」「おおきいね」「はやくたべたい」など笑顔を見せた。また、JA農機センター山形の協力で、60馬力の大型トラクターを展示。年長園児が一人ずつ運転席に乗り込み、「かっこいいね」など笑顔で運転席に乗り込み記念写真を撮り楽しんだ。園児らからの、お礼として、歌のプレゼントと園児たちが工作で作ったお祭りの屋台に招待され、交流を深めた。
同支部の唐沢康裕支部長は「地元においしい農産物があることを知ってほしい。たくさん食べて健康に過ごしてほしい」と願いを込めた。同園の芦澤さゆり園長は「食育の機会となりありがたい。食を通して地域のみなさんが見守ってくださり、あたたかい想いを感じている」と話した。