農閑期の学習会を開催 仲間の体験から学ぶ

JA松本ハイランド
農業の発展にむけて一致団結
農業の発展にむけて一致団結

JA松本ハイランド青年部は12月11日、松本市のJA松本ハイランド松本市会館で「俺たちの冬期学習会」と題した自主学習会を行い、28人が参加。部員の経営手法を参考にし、自ら学習を進め、活力ある青年部活動を展開しようと開催しているもので、今年で7年目をむかえる。農閑期となる冬の学習会として定着化しており、若手盟友の自己研鑽の場となっている。
今回の学習会では、同学習会を初開催した平成30年に講師を務めた、同部笹賀支部の部員でハーヴェスト合同会社代表社員の伊藤勝基さんを招き『グラジオラスを中心とした水稲複合経営の展開~あれから5年後~』と題し講演を行った。農業を始めた経緯や前回の研修内容を振り返り、就農当時多品目栽培を行ったが様々な問題に直面したことなどを赤裸々に説明した。
こうしたことを乗り越え、「雇用創生」「消費者に必要とされる」「労働者に優しい労働環境」を経営理念に掲げ昨年法人を設立し、新たなスタートを切ったことを報告。結びに「自身の体験がみなさんの糧になればうれしい」と願いを込めた。
学習会を主催した後継営農部の粟津原達也部長は「この学習会も早いもので7年目をむかえた。がんばっている仲間の事例を聞くことで明日からの活力につなげ、手取り向上につながればうれしい」と話した。

MENU