収穫感謝祭で来年の豊作祈願 農産物品評会の表彰

JA上伊那
白鳥常務から表彰状を受け取る品評会の金賞受賞者
白鳥常務から表彰状を受け取る品評会の金賞受賞者

伊那市のJA上伊那美篶手良支所は12月6日、収穫感謝祭を開いた。各農家組合長会の代表者や自治体関係者、JA役職員ら60人が参加。今年の収穫に感謝し、来年の平穏な天候と豊作を祈願した。また、11月に支所で開いた農産物品評会の表彰式を併せて行った。
管内では今年、夏場の高温や病害虫の影響により品質低下が心配された品目もあったが、生産者の栽培管理により例年並みの生産量で安定した出荷となった。
神事では各組織の代表者が1年の感謝を込めて玉串を捧げ、だるまの目入れを行った。
品評会では、出品された全4部門111品の中から、金賞5点を含む29点が入賞。この日は、JAの白鳥健一営農経済担当常務が入賞者へ表彰状を手渡した。
JAの春日保理事は「水と緑と太陽に恵まれたこの地で農地の有効活用を進め、農業の総合的な生産振興をしていこう」と呼びかけた。
JAの白鳥常務は「今年は米の需給バランスが崩れ、長野県産コシヒカリは全国2番目の単価で販売されている。また、輸出米など米の販路拡大にも取り組んでいるので、引き続きの生産をお願いしたい」と話した。

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