年末年始を鮮やかに彩る正月飾り作り はつらつ大学第8回講座開催

JA松本ハイランド
加藤講師指導のもと、正月飾りを作り上げる塾生
加藤講師指導のもと、正月飾りを作り上げる塾生

「はつらつ大学」は12月10日、今年8回目となる講座を松本市のグリンパルで開いた。今回の講座では「パッククッキングでおやつ作り」と、「正月飾り作り」を行い19人が参加した。
「パッククッキングでおやつ作り」では同JA組合員文化広報課の職員が講師を務め、災害発生時に水やガスなどのライフラインが寸断されてしまった場合に水を節約し、カセットコンロで調理可能な「パッククッキング」について説明。受講者は数あるパッククッキングのメニューの中からホットケーキミックスで手軽に作ることができる「バナナ蒸しパン」に挑戦し、できあがった蒸しパンを前に会場では歓喜の声が上がった。
その後は、同大学の加藤泰子さんを講師に招き、クラフトテープで「正月飾り作り」を行った。受講者は用意された色とりどりな材料の中からそれぞれ好みに合うものを選び、加藤さん指導のもと、巳年にちなんだ巳をモチーフにした目にも鮮やかな世界にひとつだけの正月飾りを作り上げた。
受講者は「自宅で災害対策用にガスコンロは用意していたが、今日の講座を受けてポリ袋も備えておきたい」や「鮮やかな正月飾りで新しい年を晴れやかな気持ちでむかえることができる」と話した。
「はつらつ大学」はJA松本ハイランド夢あわせ大学の学部の一つで、高齢者の生きがいづくりと仲間づくり、学習の場として開講している。毎回工夫を凝らしたさまざまな講座を用意しており、9回目となる次回講座では「みそ作り」と「1年の振り返り」を予定している。

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