市場へ消費宣伝 信州伝統野菜 坂井芋・常盤ごぼう・戸隠大根 JAながの農産物をPR

JAながの
名古屋市内のスーパーで伝統野菜をPRする会員ら
名古屋市内のスーパーで伝統野菜をPRする会員ら

JAながのと木島里芋研究会は11月18日・19日の2日間、中京の市場と名古屋市内にあるスーパーへ出向き、市場関係者や消費者へ信州伝統野菜の「坂井芋」「常盤ごぼう」「戸隠大根」をPRした。木島里芋研究会の佐藤嘉一会長、小林勇希副会長、全農長野職員、JAながの職員が参加し、初日は市場内を視察し、長ナスや筑陽ナスの出荷状況を見学した。2日目には前日に仕込んだ試食用の伝統野菜をスーパーに来店した消費者へ振舞った。その中で木島里芋研究会の佐藤嘉一会長は、「生産者の中にはJAへ出荷していてもお金にならないという方もいるが、生産者自身も動いて産地PRや情報発信をしていく必要がある。消費地へ行き、バイヤーの方と直接会話をし、農産物のPRをすることで生産者の思いが伝わる。また、実際に消費者と接することで伝統野菜の特徴や食べ方を伝えることができる」と話した。今回は生産者に指導する立場の営農技術員も同行し、市場の動向やニーズを含めて地元生産者へ技術面の向上や消費地の状況を踏まえて指導していく。

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