ピーマンセミナー閉講式・出荷反省会 次年度に向け意思統一

JAながの
ピーマンセミナー閉講式
ピーマンセミナー閉講式

JAながのは、11月下旬、飯綱支所でピーマンセミナー閉講式を、飯山支所有尾事務所でみゆきブロックピーマン栽培反省会を開いた。JAながの重点振興品目であるピーマンは本年度初めて「ピーマンセミナー」受講生を募集し、3月より年間6回講習会を開催。63戸のセミナー受講生が受講した。令和4年度に国庫事業、令和5年度に県単事業を活用し共同選果選別機を導入し、品質向上、労働生産性向上、農家手取り向上に向け取り組んできた。本年度は猛暑や干ばつなど、天候不順の影響を大きく受けたが生産者栽培努力、選果選別指導の徹底、販売情勢が好調だったことから、過去最高販売高1億8,365万円(前年比126%)、過去2番目出荷数量219万袋/150g袋(前年比115%)(10月末精算実績分)を達成した。
セミナー閉講式では生産者、県農業技術課、長野農業農村支援センターやJA全農長野職員、JA職員ら約50人が出席。受講生一人一言、ピーマン栽培の感想や思いを発表した。受講生からは「年間通して手厚い指導サポートが受けら、勉強になった」「とても楽しかった。次年度もぜひ栽培したい」「かん水が想像以上に大変で日焼け果が多かった」「有害鳥獣にまったくあわず本当に良かった」「選別選果が難しかった」といった感想が寄せられた。
出された意見について県関係機関より気象条件に負けない栽培管理、かん水日焼け対策、病害虫対策、品種特性、販売対策等アドバイスを受けた。同JAではピーマンセミナーは初開催であったが、非常に有意義であった。営農指導販売事業強化、生産資材価格低減の取組による農業所得増大と地域社会づくり、組合員との接点強化に向け更なる努力を続けていく。次年度も関係機関と連携しセミナーを開催し、販売金額2億円、出荷量300万袋を目指す。

MENU