ジュース用トマト部会反省会 県内で約4割の栽培面積を占める

JAあづみ
反省会に臨む出席者ら
反省会に臨む出席者ら

JAあづみは11日、同市堀金の営農経済事業部会議室おいて「令和6年度ジュース用トマト部会反省会」を開催した。生産者や、取引先3社(ゴールドパック・長野興農・ナガノトマト)、全農長野、JA役職員など合わせて25名が参加し、本年度の生産状況や令和7年度の生産計画について協議が行われた。
挨拶の中で取引会社からは「昨年同様、今年度も過酷な環境の中、出荷量1700tを確保していただいた。成分もクリアされており、無駄なくトマトジュースを生産することができた。量、質ともに良いものに仕上がっている」と評価した。
本年度産のジュース用トマトは、栽培面積の減少の中で県下の約4割を占める34.3haで作付けされた。気象背景は夏場の酷暑、台風10号及び夕立等による局所的な豪雨に悩まされ、裂果や日焼け果、着色不良などが多く見られたが出荷量は前年比82%を確保した。
ジュース用トマト部会の青栁仁部会長は、「本年度は日焼けによるロス果が多く見られた。来年度に向けては夏場の暑さ対策を講じていきたい」と話した。

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