りんごの里 感謝とともに現店舗での営業終了

JAみなみ信州
感謝を込めてジュースを手渡すスタッフ
感謝を込めてジュースを手渡すスタッフ

今年25周年を迎えたJAみなみ信州農産物直売所りんごの里は10日、店舗建替えに伴い、長年親しまれてきた現店舗で最後の営業を行った。開店直後から多くの客が来店し、生産者も最後までしっかり売り場をつくりたいと朝に持ち込まれた旬の市田柿やりんご、冬野菜などが並んだ。買い物をした客にはスタッフが感謝の気持ちを込めてりんごジュースを手渡し、引き続き仮設店舗の利用を呼びかけた。
この日岐阜県から買い物に訪れた長谷川美鶴呼さん(63)は「この地域のりんごを毎年楽しみにしていて今年は産地まで買いに来た。たまたま寄ったら最後の営業とのことだが、来年は新店舗に買い物に来たい」と笑顔で話した。
同直売所の水野克之所長は「皆さんに親しまれてきた店舗が変わるのはさみしいが、仮設店舗でも生産者さんの出荷物を中心に旬の農産物が豊富に並ぶ。年末年始にもぜひご利用いただきたい」と話した。
同直売所は今後18日まで休業し、19日朝9時から仮設店舗(飯田市北方800-1 旧アルペン飯田インター店)での営業を開始する。新店舗では1年後の2025年12月に営業開始予定。

MENU