JAあづみ堀金支所は6日、同市の小田多井交流センターにて「そば打ち体験」を開催した。小田多井から講師を招き、組合員、JA職員合わせて20人が参加した。
堀金支所では約10年前より「一支所一協同活動」の一環としてこの組織活動が始まり、現在に至るまで活動が続いている。地元、小田多井のそば粉を用いて参加者たちは講師の指導の下、自分流のそば打ちに挑戦した。
そば粉と小麦を混ぜるところから始まり水回しや練り、麺棒での延し、最後には畳んだ生地にコマ板を乗せて好みの厚さ、太さになるように包丁で切る作業を行った。部屋の室温や湿度、風通し、体温、水量などによっても出来上がりが異なるという。
講師を務めた小松正廣さんは「10人いれば10人とも違うそばに仕上がるのが、蕎麦打ちの魅力。それぞれ出来上がった蕎麦の味を各家庭で楽しんでもらいたい」と話した。
参加した烏川地区担当の平林玲子理事は「地域と農協の交流が深まるとともに、地元のそば粉を用いているので地産地消を体験できる大変いい機会になった」とコメントした。