JAあづみは7日、安曇野市堀金の広域営農センターで、コープながのと合同でアフリカのマリ共和国へ国際協力田支援米の発送式を開き、コープながの組合員家族や水田の地主、JA職員ら20人が参加した。
当JAはコープながのと連携し、JA長野県グループが展開する「国際協力田運動」に取り組み今年で22年目となり、参加者たちはパマラ語でのメッセージや、思い思いの言葉を米袋に書き長野県JAグループの発送式に向けての準備を行った。
マリ共和国は世界最貧国の1つで、干ばつや難民の流入による食料不足や、飢餓が発生しているという。生産した支援米を送ることで世界の貧困や平和、食料不足について親子で理解醸成を図ること、JAが取り組むSDGsの活動の一つとしても位置付けている。メッセージを記入したあとは、今年の新米を用い、参加者自らが考えた具材のおにぎらす作りを楽しんだ。
参加者たちは「毎日、3食食べられることは当たり前ではないことに気が付くことができた。いろいろな方法でこの活動が広まってくれたら嬉しい」と話した。