ブドウ防寒対策など学ぶ

JA佐久浅間
ブドウの防寒対策を学ぶ参加者ら
ブドウの防寒対策を学ぶ参加者ら

JA佐久浅間は11月28日、ブドウ剪定、防寒対策(わら巻き)講習会を佐久市のJAブドウ栽培実証圃で開き、生産者70人が参加した。
2021年に「ぶどう栽培振興プロジェクト」が始動し3年が経過。今年度はプロジェクト立ち上げから参加している生産者が本格的に出荷した。
今年は、昨年よりやや遅い発芽で、5月の凍霜害や夏場の高温で新梢が急激に伸長したが収穫は例年並で、出荷量は前年比158.1%だった。
講習会では、積雪でブドウの樹や棚が被害にあわないよう荒剪定と冬期間、凍害などから樹木を守るため、わら巻きで保護をする方法を実演した。
JA営農経済部森田信一郎審議役は「病気の越冬源になるため、落葉の処理と収穫痕の切除、棚線に巻き付いたつるも徹底的に取り除いてほしい」と話した。
講習会後には旧JA中佐都店で次年度病害虫防除の説明と防除のポイントについて学んだ。

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