仲間を講師に「染物」体験

JAグリーン長野
仕上がったものを広げて「綺麗ねぇ」と感嘆の声を上げる
仕上がったものを広げて「綺麗ねぇ」と感嘆の声を上げる

JAグリーン長野女性部篠ノ井総支部は12月4日、長野市篠ノ井のJA旧生活店舗で「染物体験」を行った。午前・午後に分かれて27人が参加。講師は同総支部長の宮本良枝さんが務めた。
今回は「みゆき染め」に挑戦。従来の「染め」の作業工程である大量の水で染液を作る・布を煮るなどの手間が要らない液体顔料を使うもの。総支部員は、講師から作業工程を聞き、模様付けのコツを教わったのち、さっそく作業に移った。同総支部員でみゆき染めの体験をしたことのあるニットソーイングクラブの部員もサポーターとして支援。綿の生地を輪ゴムで縛ったり、くるくると巻いたりして、染める前の準備を整えた。部員は「どんな模様になるか全く想像がつかない」と期待を高めた。
その後、青・ピンク・黒・茶・黄の5色のうち好みの色を選び、生地をポリ袋に入れて染料をまんべんなく流し入れた。部員は、染料が染み込むようにポリ袋の上から力を入れてしっかりと揉み込んだ。数分で完成。輪ゴムをほどいて完成品を広げ、部員同士で作品を見せ合い、「すごくきれい」「染まってない部分がどうなるか心配だったが、味のあるとても素敵なものが出来上がった」と満足げな様子を見せていた。
同総支部では昨年も染物「藍染め」を体験。総支部員は「自分では体験したことのないようないろんな経験ができて本当にうれしい」と女性部活動に手ごたえを感じていた。

MENU