安曇野スイス村「ハイジの里」単日売上初の1000万円突破!!

JAあづみ
来場者らで賑わう店内
来場者らで賑わう店内

JAあづみは10、11月の2カ月間、創立60周年記念企画「みんなで国消国産!秋の大収穫祭 直売所へ行こうキャンペーン」を展開した。
県内外から多くの来場者で賑わった。売上高、レジ通過者数は前年比で大きく伸び、幅広い世代の消費者に国消国産の考え方や、「食」や「農」についての重要性を伝えた。
買って応援、食べて応援をコンセプトに、安曇野市の安曇野スイス村ハイジの里を拠点とし、週末を中心に多彩な催しを行った。
安曇野スイス村ハイジの里では、10月12日には米の消費拡大イベント、26・27日には秋の収穫祭~くだもの祭り~、11月8~10日は第53回大生活祭、16・17日は新そば・長芋フェア、23・24日には、りんご祭り・国消国産キャンペーンを開催。JA女性部や青壮年部の協力による餅の振る舞いや、松本大学松商短期大学生が考案したリンゴスイーツも来場者に提供した。また、JAあづみ公式SNSを活用した農産物のプレゼント企画や、レシートを集めて応募するキャンペーンも同時開催し、当選者には新米やリンゴ、商品券のプレゼントも実施した。
10月1日からの売上高は11月24日時点で2億164万円(前年同期比2820万円増)、レジ通過者数は、7万9274人(同2054人増)と大幅に伸長した。
23日の「りんご祭り」では、単日売上初となる1000万円を突破した。要因としては、昨年リンゴが凍霜害や台風被害などで、地元スーパーが品薄状態のところ、ハイジの里でしっかりと販売できたことで、「リンゴを買うならハイジの里で」と消費者に擦り込みが出来たことが大きい。当日は、リピーターや新聞の折込チラシなどで知った地元住民が大勢訪れた。リンゴは特秀から優までの贈答用と家庭用5?箱、小袋売りなど幅広く取り揃え、地元スーパーとの差別化を図ったことも売上増加につながった。
農業企画課の吉澤大和課長は「このキャンペーンを通じて、少しでも地元や国産の農畜産物の消費につながれば嬉しい。これからも、国消国産、地産地消につながる活動を展開していきたい」と話した。

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